鼻中隔湾曲症などの手術
先週木曜日に手術を受けた。そのメモというか書き散らし。
経緯
- 今年の初め頃近所の耳鼻科にかかったときに、鼻腔が曲がっている、息しにくいでしょう、手術で良くする方法もあるよ、そうしたら世界変わるよ、人生長いし手術してもいいかもしれないよ、などと言われる。
- 世界が変わるなら、と後日紹介状を書いてもらう。ネットで手術について概要を調べるなど。
- 紹介状の総合病院へ。診察の後、1週間の入院(局所麻酔)が必要と言われる。手術するのでまず後日CTを撮って、さらにまた別の日にその画像を踏まえて診察/相談という流れ。安全重視?なのかもしれないけどさすがに1週間は長い/通う回数も多くなるし時間指定も細かくて面倒。萎える。
- そんなことをTwitterでつぶやいていたところ、遠くないところ(むしろ近い・ぎりぎり徒歩圏内)に一泊二日の入院での手術を行ってくれるクリニックがあることをTwitterのフォロワ様にお教えいただく。その日のうちに行ってみる。
- クリニックでの診察。手術を受けたい旨を訴えると、(必要があるかわからないので*1)とりあえずCTを撮りましょうということですぐにCTを撮られて画像を見ながら相談、慢性副鼻腔炎もあるし手術する価値ありとのこと。1泊2日の入院で全身麻酔で手術をする旨、それまでの流れと概算費用を聞いて帰る。
- クリニックで手術を受けることに決定。総合病院の予約はキャンセル。
- 2回目の診察。手術日を設定してもらう。
- 3回目、手術前の様々な検査。
- 4回目、手術前の説明を受ける。血液検査の結果でバリバリのアレルギ体質であることを再確認…
手術の内容
- 鼻中隔矯正術
- 両粘膜下下鼻甲介骨切除術
- 左上顎洞篩骨洞根治手術
- 鼻粘膜焼灼術
- 鼻内後鼻神経凍結手術
費用など
- 病院(とりあえずの自己負担分*2)
- 当日 13万3千円程度
- 検査 9千円〜1万円程度
- 最初の診察時(CTなどあり) 数千円
流れ
前日まで
- 術前2週間:アルコール禁止(一応は)
- 前日夜23時:絶食
当日朝(木曜日)
- 8時頃起きた
- 9時まで水分摂取おk(コップ1杯程度)
当日・病院で
- 11時、妻と病院へ、診察、病室へ
- 12時頃、病衣へ着替える。下着はそのまま
- 12時半頃、病室で筋肉注射。いたかった
- 12時40分頃、ストレッチャーに寝かされたまま手術室へ。眠くなっているけどまだ起きていたらしい。隣の部屋で別の人の手術が行われているのを見た
- その後 手術台に移り、点滴の針を刺される。いろいろ点滴の管に入れられながら「呼びかけるので返事してくださいね」と言われて2度ぐらい返事した。後は覚えておらず麻酔タイムに
- 14時40分頃、病室に戻ってきたらしい。副鼻腔炎は大したことないけど鼻の穴がひどいことになっていたらしい
- その後しばらく 酸素マスクをつけられたままで寝たり目が覚めたり。鼻の穴に綿球が詰められているのだけれどそれの交換を数分おきに妻にやってもらう。鼻閉状態だし鼻から血などが出てきたり熱っぽかったりして暇つぶしっぽいことこともやる気なし
- 18時頃 妻帰る。水を飲まされたりする
- 20時頃 ごはん。おかゆとか流動食系のもの。おかゆのくせに量は半端ない。味はいまいちわからなかったけど1日ぶりの食事でありがたく完食した。頓服薬を飲む。
- その後 寝たような寝てないような、鼻の綿球を自分で交換しながら一晩を過ごす*3。エアコンを効かせていたけれど微熱が出ているので暑かった
術後1日目(金曜日)
- 7時頃 朝ご飯 ロールパン2個と卵焼きとかサラダとかそういう朝食っぽいもの。気は進まなかったけれどだいたいは食べる。頓服薬を飲む。
- 9時頃 診察。両鼻の下側に詰めてあったスポンジを取り除いてもらう。麻酔がぬられての処置なのでほとんど痛みは無し。一時だけ鼻閉ではなくなる。その後すぐまた両鼻とも鼻閉 左鼻の眼の横の辺りの詰め物は後日取り除くとのこと
- 午前中はテレビを見たりして寝転んだりして過ごす。やっとiPhoneなどを触る気になる
- 12時頃 診察、昼ご飯 やたら皿数が多い普通の定食っぽい膳。普通に量が多い。なんとか食べきる。
- 14時頃 診察、退院できるとのこと 次回の通院は月曜日(術後4日目)に決定
- 15時頃 退院、受け付けで費用を支払って処方箋を受け取る、薬局で薬を受け取る、などしてタクシーで帰宅。綿球を詰めているので外ではマスク着用。
- それから 自宅で過ごす。風呂はシャワーのみ、寝るときは綿球を取り替えたりいろいろしながらうつらうつらと。痛みはそれほどないが、熱があり辛いので頓服薬を数度飲む。
術後2日目(土曜日)
- 一日家で安静。鼻水はどんどん出るし熱があり辛い
- 食事は普通の内容
術後3日目(日曜日)
- 前日までと違って鼻水がペースダウン、熱も少し下がった
- 家事のためしばらく外出。外出時にはマスク着用
術後4日目(月曜日)
- マスクをして通勤。暑かった。
- 仕事中も微熱っぽくてしんどかった。
- 少し早退して通院。左の鼻の上の詰め物を取り除いてもらう。麻酔ありだけどいろいろ嫌な感触があったり少し痛かったりで涙目。鼻の穴を掃除などしてもらうと、鼻の通りが復活。久しぶりの鼻呼吸に。次は土曜日の診察に
- 帰宅後すぐに鼻が詰まりかけの状態に。空気は通るけど呼吸はできないレベル。鼻水は変わらず流れ出る。
- 夕食後しんどかったのですぐに就寝。
術後5日目(火曜日)
- 朝起きると、前日と同じぐらいの鼻の通り具合は残っていて、嬉しい。
- 鼻水は出るのでマスク
- 前日とは違ってあまりだるくない。
- 嗅覚が少し変。
術後6日目(水曜日)
- 昨日とあまり変わらない
- 鼻水は少し減ったかも。でもまだマスク
術後9日目(土曜日)
- 通院。いろいろ掃除してもらう。
- 鼻水のようなものは出てくるけどそれほど多くないので、綿球も使わなくてよさそう。意外に早く良くなって嬉しい。鼻呼吸可能。
- 薬が軽いものに切り替わる
術後15日目(金曜日)
- 通院。いろいろ掃除してもらう。表面の麻酔後、いろいろピンセットで引っ張り出してもらう。信じられないほど沢山いろいろ出てくる。終わったら鼻すーすーに。
- しばらくしたらまた少し鼻腔がどこかで狭くなっている感じ。でも鼻呼吸可能。
- 抗生物質などは処方されず、生理食塩水で鼻腔を洗浄しろとのこと。
- いびきは術前と比べてもだいぶんましになっているらしい。確かにしっかり寝られているような気がする。いびきが軽減されたのはこれだけでも手術をうけた価値があったというもの。
術後21日目(木曜日)
- 通院。掃除してもらう。麻酔なしでかさぶたを取り除いてもらったり吸ってもらったり。やはり沢山いろいろ出てくる。鼻すーすーに。
- 内視鏡で鼻腔内を見せられる。ふーんという感じ。
- まだ落ち着くまでには時間がかかるだろうとのこと。
- ほとんど血が混じることはなくなった。
(後日補充します。しないかも)
追記(2010/11/27 1:56)
鼻中隔湾曲症などの手術、その後(2010年8月に手術して3ヶ月半) - 別に。